理想の筆記スタイルとは?

理想の鉛筆の持ち方は、最小限の力で最も自由に鉛筆を動かすことのできる一番合理的なフォームです。

ところが現実にそれができている小学生は1割に満たないという統計があります。

ほとんどの子どもたちが、指が痛いなあ…手が疲れる…などと言いながら不自然な姿勢で勉強を続けているのではないでしょうか。

腱鞘炎になって鉛筆が持てなくなることもあります。もっと勉強したいのに手を休ませなくてはならないなんてつらいですよね…。

 

現代の社会全体でみれば手書きの機会は減っていますが、入試や資格試験の論述問題では大量の字を制限時間内に書く必要があり、少しでもきれいに効率よく書くための方法を求めて多くの方が当塾にいらっしゃいます。

 

そうした方々のお悩みをきくにつれ、「形よく 手本通りに しっかり濃く書けていればよし」とする一般的な硬筆の書写指導のあり方について考えさせられます。

 

小学生が鉛筆をギュウっと握りしめ、芯の先をギュウギュウ押し付けるようにして書いています・・・。

一生懸命がんばっている姿ですよね・・・。

 

ただ、そのまますすんでいくと必要以上の力で字を書き続けることになり
 ・筆圧が高すぎて速く書けない
ということにもなりかねません。
またはその反動で
 ・筆圧が低すぎて速いけど読めない字になる
というお悩みもたくさんうかがっています。

 

いろは塾では低学年から適切な筆圧で書くトレーニングを続けています。
そもそも「正しい持ち方」は必要以上の筆圧はかけられません。だからこそ、良い持ち方なのです。
「かっこいいフォーム」で「サラサラと軽く」「はっきり読めるきれいな字」を書くトレーニングです。
大人の方にも筆圧を下げて体に負担のかからない筆記スタイルをご提案しています。

 

私も子ども時代は中指にペンだこがありましたがすっかり消えてしまいました。
そんなに力を込めて字を書く必要ってなかったんですね。
今は何時間書き続けてもどこも痛くなることはありません。

 

硬筆専門の教室だからこそ、できることがあります。
みなさまのご要望にできる限り沿ったメニューをご用意させていただきます。
是非お気軽にご相談にいらしてください。
お待ちしております。